左手は日本でも不浄の手？

大相撲をやってるこの時期（まぁ今日終わりましたが）、
親父（基地外）がうるさいです。
理由は朝青龍。
彼って左手で塩撒いたり手刀きったりするじゃないですか。
それにいちいち怒鳴るんですよ。
でその理由が
「左手は不浄の手だ！」

ちょっと詳しい人なら分かると思います。
親父はただの馬鹿だと。
そう。
「左手は不浄の手」っていうのはインドやイスラム圏の国の言葉で、
日本にそんな言葉はないんですよ。
何故ならインドやイスラム圏の国では、大の時左手で直接お尻を拭くんですが、
日本の場合平安時代（当時は貴族だけでしたが）から紙を使う習慣があるので、利き手で拭くのが当たり前だから。
自分の尻拭いてて気付かないんですかね？
そもそもそんな言葉があるなら、
不浄の手である左手で器を持って食べるなんて習慣なんて生まれるわけが無い。（インドじゃあんな馬鹿でかいナンを器用に右手だけでちぎって食べてます）
そんな馬鹿理論を毎日毎日聞かされるわけですから、たまったもんじゃねぇ…。
ちなみに調べてみたところ、
相撲で左手で塩を撒いたり手刀を切ったりするのは作法上問題無いみたいです（そもそもそんな決まりが無い）。
ただ手刀に関しては朝青龍の左手使用に内館がケチをつけたので（理由はやっぱり不浄の手）、
右手でやるのが暗黙の了解になってるようです。
あと「左手は不浄」の概念は日本にもあるにはあるみたいですが、
飽くまで仏教としての概念で、
日本神教の祭事である相撲にはなんら問題はないはずなんですが…。
あと日本の場合左利きから右利きへの矯正が文化としてありますが、
言語障害、どもり、鬱等の心の病を引き起こす危険性があるのでご注意を。
ちなみに私個人としては、
仏教の祭事やらのマナーとか習字（日本の字って書き出しが右から左なんで、習字だと字が変になるから）とか以外なら左でも構わないと思います。
実際私も利き足が左なんで。