六畳間の侵略者!?9

六畳間の侵略者!? 9 (HJ文庫)

六畳間の侵略者!? 9 (HJ文庫)

店頭で表紙を見て一瞬「誰だこの美人はっ!?」とか思ったのは内緒だぞ(今回の表紙は大家さん)!
さてさて。これまで六畳間の侵略者は作者がエロゲライターである為か、ライトノベルとしてはかなりスローペースで進んできました。
1,2巻で舞台背景と各キャラの簡単な掘り下げ、
3巻から7巻までで、ギャルゲーで言うところの攻略可能ヒロイン(先輩晴海、幽霊早苗、魔法少女ゆりか、地底人キリハ、宇宙人ティア+ルース)の各個人ルートが主人公に恋心を抱く当たりまでで終わり、
7.5巻、8.5巻で過去編(思ったよりあっさり終わった所為か評判悪いですが、番外編を長々とやるもんじゃないし、こんなもんでしょう)、
8巻からは過去で成長して来た主人公、里見孝太郎が各ヒロインの抱える問題に挑むセカンドシーズンに入ってきました。

そして、9巻では遂にツンデレ皇女のティアが告白しました!
最終的にはハーレムルートか、晴海(メインヒロイン)か、このティア(+ルース)かと言われてる位ヒロインしていたティアがやはり先陣を切ったか……。
外堀はゆりかが無意識に埋めてるっぽいですけど(ゆりかの保護者的な意味で。8巻から魔法少女(悪)の真希が猛追してますけど)。
個人的にライトノベルの中ではここ2,3年一番次が待ち遠しいシリーズだったり。
アニメ化がショートPVっぽいDVDのプレゼントだけで終わっちゃったっぽいのが残念だ……。
まぁやっても1クールや2クール程度じゃオリジナル展開にしなきゃ終わらないから微妙ではあるけど。
今から読み出す人に対する注意としては1巻2巻で投げ出さない事……でしょうか(1巻はマジで各キャラの紹介程度で話が終わり、2巻も1巻よりももう少しキャラの性格が分かる程度の内容)。