高町なのはという人物

まぁ「侠気あふれる」って言うのは否定しませんが(StrikerS25話の踏み込みとか)。
「好戦的」って言うのは完全に間違い。
基本最初は対話、もしくは投降を促しています。
決して自分から仕掛けるわけではありません。
元々心優しい女の子で、それはStrikerSになっても変わっていません。

この様に誤解される要因の一つとして「見た目派手で高威力な魔法を躊躇なく使う」ってものが上げられる。
しかし、それを使うのは「自分が窮地に追い込まれた時」になります。
無印のフェイトにしても、A'sのヴォルケンリッター達にしても、実力的にはなのはより上でした(2組ともなのはに一度は勝ち、それ以降は引き分け、フェイトとは決着が着きましたが、結局ヴォルケンリッター達とは勝負が着いていません)。
しかも二組とも対話を促すなのはに対し、聞く耳持たず襲い掛かっています。
この時なのはは「対話できる状況になるまで敵を打ち負かす」と言う手段をとります。
要は現実の戦争と同じで、決して相手を潰す事を目的としているわけでは無いのです。
で、実力的には相手の方が上なので、なのはの言う「全力全開」で戦わなければ負けは必死。
その「全力全開で戦う」と言う選択肢を迷いなく選択し、実行できる決断力があると言うだけで、(ここら辺も侠気あふれるといわれる所以か)
「戦い大好き、破壊活動大好き」のトリガーハッピーな人間では無いのです。

StS8話と25話も同じです。
スバルとティアナが言葉で言っても止まらないので、
躊躇なく「罰を体に与える」事を選択し、実行。

クワットロの言う通り、ヴィヴィオを牽制しながら、恐らく待ち受けているであろう大量のドローンを蹴散らしつつ最深部まで行く事ができないので、
躊躇なく「壁抜きでクワットロを止める」を選択し、実行。
ヴィヴィオの聖王の鎧は生半可な攻撃では抜く事ができないので
躊躇なく「全力全開のSLBを叩き込む」を選択し、実行。
(実際「ブレイクシュート」に行くまで耐え切って、「ブレイクシュート」後もしばらく耐えています)
「力技で解決しすぎ」というツッコミもありそうですが、
おそらくなのはが取れる最善の方法が力技なだけなんじゃないでしょうか?

自分もですが、最近あまりに魔王なのは様がネタとして暴走しすぎている気がするので、ちょっと擁護してみました。