絶対ヒーロー改造計画

・ストーリー
大まかな流れとしては
地球と未来の救世主との予言を受けたスーパーベイビーを救う為に、ラスボス・田中デスダークとのラストバトルに挑むも敗北

地球と表裏一体になっている裏地球と言う場所にあるヒーロー訓練施設へ転送される

使命(ダンジョンで人を救う。救うと地球にいるその人が主人公を応援するようになる)を果たし、力を手に入れる。

ラスボスと再戦、敗戦

以下繰り返し

全体的にノリが軽く、いつもの日本一ソフト。
合う人には合うが、合わない人はノリが鼻に付いてとことん合わない。
但し、地球の皆は全員裏地球で助けられるまでは主人公に対して否定的。
キャラによってはムカムカするくらい主人公を罵倒したり、とんでもない事を言い出す。
以下特に酷いと思った人物。
・エトランゼ
ヒーロー訓練施設のインストラクターにして本作のヒロイン。
なのだが、「本当にこいつはヒーローのインストラクターか?」って位歪んだヒーロー観を持っている。
例えば第一話では、孫娘が行方不明になって(といっても一時間姿を見ていないだけだが)絶望してる老人をバカにして、それをたしなめると、
「絶望するばかりで何もしない心の弱い人間だから馬鹿にするのよ。それのどこが悪いって言うのよ」
いやそういう人間を救うのがヒーローの使命だろうが。
まぁなんでこうなのかは、正体が<ネタバレ>スーパーベイビーが作り出した自身の立体映像<ネタバレ終了>だからなんですが、
それを考慮しても酷い。
まぁのちにただのツンデレになっていきますが。

・轢き逃げ犯
本物のマケレンノジャーを轢き逃げした犯人。ちゃらいカップル。
一言で言えば人間の屑。
<ネタバレ>色々な責任から逃げに逃げる。挙句「ラスボスを倒してくれれば俺達無罪だよねー→あれ?乱入してきたライバルキャラの法が強くね?→頑張れライバルキャラ!偽者はとっとと引っ込め!俺達が無罪になるために!」となる。ちなみに改心して、責任から逃げない!となった後も、轢き逃げの事に関してはうやむやになっている<ネタバレ終了>

・主人公家族
両親と妹。
改心するまでは間違いなく人間の屑No.1の一団。
<ネタバレ>主人公がヘタレに育った責任を押し付けあって毎日喧嘩する両親。そしてそんな両親を見るのが嫌で、家族がバラバラになった責任を兄に押し付けて「お兄ちゃんなんか死んじゃえ」とまで言う妹。しまいには主人公にそっくりと言う事で(実際主人公本人なのだが)テレビで戦っているマケレンノジャーを家族全員で罵倒しまくる。ついでのように主人公本人に対しても罵倒する。とにかく改心するまで、主人公に対して罵倒しかしない。基本的に他の人物も罵倒はするが、家族だけあってマケレンノジャーに対する罵倒と、主人公本人に対しての罵倒のダブルパンチになっているので、余計にイメージが悪い。<ネタバレ終了>

この人物たちに精神的に耐えられるかが鍵かと。
特に家族に関しては、乗り越えればちょっとうるっと来る展開になる。

・システム
メインとなるダンジョン探索なのだが、色々なギミックがありおもしろい。
ボス戦も頭を使う。
また、他のローグ系とは違い、
「死んだりダンジョン攻略をすると、それまで上げたレベルがトータルレベルとして引き継がれ、基本能力とレベルアップ時の成長率に補正がかかる」
これ+人体改造による強化で、強くしていくのが楽しい。
しかし問題もある。
・他のローグ系に比べてEN消費が早い。それを改造で改善する(装備+改造で歩行、片手装備での通常攻撃では全くEN消費しなくなるようにする事も可能)のが楽しみでもあるのだが、序盤がきつい。
・銀行がない。故に金が貯まらない。序盤は倉庫拡大のためにマイホームに生活費を注ぎ込まなければならない(目標金額に達すると倉庫が1枠14アイテム分増えるが、生活費なのでダンジョンに入る度に消費される)ため、資金繰りが厳しい。保険屋という銀行代わりに使える施設もあるが、トータルレベルで手数料が跳ね上がる為、後半以降はほぼ役に立たない。
・装備品の消耗度。消耗すると、特殊技、スキルが発動しなくなる上、能力も激減するのだが、消耗が激しい。一応回復手段もあるし、合成で限界値を増やす事もできるし、改造には問題なく使えるのだが、合成に掛かる金が高い為、中盤くらいまで改造に使わなければほとんど使い捨てになる。

個人的にこの辺が気になった。
それでも楽しい事には変わりないけど。
・バグ
自分は試してないですが、敵に混乱タライをぶつけたあと攻撃するとフリーズするらしい。
また、そうでなくてもフリーズや電源落ち、ストーリーが進まない等のバグが報告されている。
一応PSP1000使っているけど、自分は一回も遭遇してないので、懐疑的ですが。
混乱タライ試してみようかな?
・主題歌
この作品は装備によって主題歌がかわります。
それは練武の洞窟でBGMに使われるのですが、カッコいいものから、ふざけたものまで、実に9バージョンも用意されています。
個人的にはアニマルバージョンと、欧米人から見たアジアバージョンのぶっ飛び具合が好きですw
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