小林繁氏が急死…通算139勝、巨人と阪神で活躍

有名な「空白の一日」事件の犠牲者とも言える、元巨人、阪神小林繁投手が亡くなりました。
自分も生まれる前の事ですが、若い人だと
空白の一日=巨人がルールの穴をついて、江川卓と契約した」
位の認識かも知れませんが、この事件の決着は、
「その年のドラフトで交渉権を獲得した阪神に一度入団する形をとり、その上で阪神と巨人の間で江川卓をトレード」
という形になったんです。
なので江川の経歴は阪神‐巨人ですし、背番号も一応ありました(背番号3。これは巨人で永久欠番になっている3番をつけさせるという、阪神側の抗議の意味もあった)。
その時巨人側が出したトレード相手というのが、小林繁投手でした。
勿論江川との仲は険悪で、この事件以降一度も話をしなかったそうですが、それから28年後の07年にCM共演をきっかけに和解はしたそうです。
去年から日ハムの2軍投手コーチを、今年から1軍投手コーチやる事が決まっていただけに驚きました。
ご冥福をお祈りします。