劇場版シンケンジャー＆仮面ライダーディケイドまとめ

昨日の続きなんですが、ちょっとまとまってないので全体的なまとめを。
シンケンジャーの方ですが、まぁ２１分というレギュラー放送よりも短い時間を考えれば、
あれは仕方なかったのかなぁ・・・と。
初代シンケンジャーとかマンプクとかの掘り下げとかやってたら間違いなくまとめきれんかっただろうし。
できる限りの事はやれてるとは思いますよ。

ただ問題は劇場版ディケイドの方。
ライダーバトルとか短いながらもライダー一人一人の戦闘シーンを入れたのは評価できるんですが、
基本的に補正が酷い。
昭和ライダーも活躍しなきゃ昭和ファンはキレるだろうし、最終的にディケイドが勝たなきゃまずいってのはわかりますが、
キック対決であっさり逆転が多すぎる。
もうちょっと違うやり方あっただろうと。
他にも扱いが酷すぎるのが何人も。
・クウガアルティメットライジング
最強フォームで出て、スペック上でも圧倒的に強いのに、味方になった途端に噛ませ犬扱い。
・倉田てつを、ビシュム、シャドームーンのＢＬＡＣＫ関係者
倉田てつをは製作発表会にまで出たのに、顔出しは最後のみ。
ＢＬＡＣＫ、ＲＸともにシャドームーンにもビシュムにも絡まない。
完全に俺らＢＬＡＣＫ世代への餌扱いだろ、これ。
世界が違うって言っても何かしらの絡みがあってしかるべきだと思うんだが？
個人的にはGACKTの説教を南光太郎にやらせたり、多少噛ませでもいいから小夜が迷ってるシーンでＢＬＡＣＫ乱入。
ＢＬＡＣＫ「地の石はこっちで抑えたぞ！」
シャドームーン「貴様…別世界の創世王か！」
ＢＬＡＣＫ「別世界の人間とは言え、またこうしてお前と戦う事になるとはな…」
シャドームーン「また決着をつけてやる…今度はこちらの勝利でな！」
みたいなシーンを入れるとか。
贔屓とかじゃ無しに、製作発表会に倉田てつをまで引っ張り出してるんだから、
多少の特別扱いはあるもんだって皆思ったんじゃない？
・GACKT
これははっきり要らなかった。
初期の復讐の鬼状態のライダーマンにライダーの何たるかを説教させるって、
どう考えてもおかしいだろ。
前述の通り、南光太郎辺りに説教させるべきだった。
それとストーリーも酷い。
結局いろんな事放りっぱなし（世界の破壊と統合の問題、鳴滝が何者なのか、ついでに何でじいさんがいきてるのか等）な上、
何の為に存在するのかわからないシリアスシーンでのギャグ。
平成ライダーの悪いところ全開。
ディケイドの話とつながってるって位置づけなんだから、「お祭り映画だからＯＫ」ってレベルでは無いと思う。
もっとしっかり作って欲しかったなぁ・・・。