党首討論を聞いて

全体を通して思ったのは
「鳩山は討論会を発表会と勘違いしてないか?」
自分の言いたい事言って、言い終わったらどんどん話をずらしていくと言った感じ。
「鳩山は理解力がないのか?」
顕著だったのは一番最初の郵政問題に関するところ。
党首討論文字起こしサイト
http://l19.chip.jp/tousyutouron2/
凄い砕けた感じで変換すると
鳩山「西川社長続投で支持率下がったけど?発言がぶれてるとか言われてるけど?」
麻生「もう民営化したんだから、社長の人事に政治が介入するのはおかしいだろ。業務改善命令出したんだし。ぶれてるとか言われてるけど結論出るまでの間色々な人の意見を聞いてるんだし、結論出てからは速やかに実行してるんだし問題ないんじゃね?」
鳩山「もし最初からそう思ってるなら何でこんなに時間掛かってるんだよ」

と言った感じでしょうか。
要はその結論を出すまでに時間が掛かったと言っているのに、
「最初から結論を出してる」と思ってるのがアチャーなわけで。

「人の話を聞くのも良いけど、発言や行動で人々を混乱させんなよ。もっと慎重に行動、発言してくれ」的な批判なら分かるんですが(と言うか自分でもそう言う)。
人の言ってる事を理解できてないのに批判なんてしちゃいかんわな。

そして、マスコミは何でか食いつきませんが、自民がやったら間違いなく一面に載るような大失態。

12.1兆円の半分は4.2兆円で正しい数字だと感じている
下のニコニコの方が分かりやすいです。
5月27日に行った党首討論では
民主党の若手が独自に調査した資料」で「天下り先に12兆1000億円、随意契約がその半分の6兆500億円」
と言っているのに、今回の党首討論では
「政府に出してもらった資料」で「天下り先に8兆4000億円以上、随意契約がその半分以上の4兆2000億以上」
全く違う事を言っています。
これで「嘘は言っていない!!」と繰り返されても全く信用なりません。
そして同時にこれで「鳩山圧勝」とか言ってるマスコミも心底信用なりません。